効果顔料を有するペイント塗料を決定するためのシステムおよび方法
专利摘要:
効果顔料を有するペイント塗料を決定するシステムおよび方法が提供される。このシステムは、塗装された表面、例えば車両の塗装された表面に隣接して配置されていてよい粗さゲージを含む。当業者は、前記ゲージと塗装された表面とを比較し、効果顔料の粗さを定める。更に、この粗さは、正確な適合が達成されるようにペイント塗料を選択および/または調整するために使用される。 公开号:JP2011506961A 申请号:JP2010537923 申请日:2008-11-25 公开日:2011-03-03 发明作者:ジェイ;マクラナハン クレイグ;ピー;ソス ジム;エイ;ハートフォード スコット 申请人:ビー・エイ・エス・エフ、コーポレーション; IPC主号:G01J3-46
专利说明:
[0001] 発明の背景 1.本発明の分野 本発明は、物体の表面を塗装する、効果顔料を有するペイントに適合するペイント塗料を決定するための方法およびシステムに関する。] [0002] 2.関連分野の説明 効果顔料、例えばペイント中でのマイカまたは金属フレークの使用は、当業者によく知られている。生じるペイントは、塗装された物体の形状を強調するためにしばしば使用される、劇的な効果を提供する。このような効果顔料は、しばしば車両用のペイントにしばしば使用されるが、しかし、多数の他の産業にも同様に使用は拡大している。] [0003] この効果顔料は、典型的にはペイントの色を変化させる。] [0004] 実際に、塗装された物体が目視される角度は、色における1つのファクターでもある。勿論、数多くの他のファクターは、効果顔料の寸法/粗さ、効果顔料の材料のタイプ、効果顔料の純度/稠度および効果顔料の濃度を含めてペイントの色および外観に影響を及ぼすであろう。更に、このファクターにおける変形は、ファシリティーの形成で長期間に亘って起こりうる。結果として、通常の組立ラインで製造される多重の車両は、顕著に異なる色または外観を有することができる。] [0005] 前記の効果顔料の使用は、車両の塗換え、即ち「バンプショップ(bump shop)」での操作のための異なる問題を示す。詳述すれば、車両のための代替構成成分を塗装する場合には、色を正確に適合させることは、困難である。別の方法によれば、任意に与えられた車両上にペイントを正確に反映するペイント塗料または「処方」を決定することは、困難である。しばしば、試行錯誤の反復は、ペイント塗料を決定するために利用される。この反復は、時間を消費し、少量のペイントを混合し、車両の小さな部分または試験パネルを塗装し、ペイントが乾燥するのを待ち、および新しいペイントと車両に存在するペイントとを比較することを含む。] [0006] 数多くの刊行物では、前記困難を解決することが試みられている。例えば、PCT刊行物のNo.WO 2006/030028(’028刊行物)には、ペイント塗料を決定するための方法が開示されている。’028刊行物の方法は、効果顔料の寸法/粗さを解決するためにペイントのデジタル画像が必要であることを含む。不運なことに、このような精密写真装置は、かなり高価である傾向を有し、典型的なコリジョンセンター(collision center)の環境において破壊および酷使に晒されている。それ故に、効果顔料の寸法/粗さを決定するために、高価な写真装置を必要としないペイント塗料を決定する方法の要求が依然として存在する。] [0007] 発明の要旨および利点 本発明は、物体の表面を塗装するペイントに適合したペイント塗料を決定する方法を提供し、この場合このペイントは、効果顔料を含み、この方法は、電算処理されるシステムを利用する。前記方法は、効果顔料の粗さの異なるレベルを示す、粗さゲージを備える工程を含む。粗さゲージは、物体の塗装された表面に隣接して配置され、粗さゲージとペイントの効果顔料との比較は、ペイントの効果顔料の粗さを測定するために実施される。更に、ペイントの効果顔料の粗さゲージは、分光光度計で測定されたペイント塗料のリストからペイント塗料を選択するため、および/または1つのデーターベースからのペイント塗料のリストから少なくとも1つのペイント塗料を廃棄するために使用される。] [0008] また、本発明は、1つの効果顔料を有し、および物体の表面を塗装するペイントに適合させるために、ペイント塗料を決定するための電算処理されるシステムを提供する。このシステムは、物体を塗装し、および色情報を形成するペイントの色を決定するための分光光度計を含む。効果顔料の粗さの異なるレベルを示す粗さゲージは、物体の表面に隣接して移動可能である。また、このシステムは、色情報および粗さを受信し、色情報に基づいてペイント塗料を決定し、およびペイント塗料を変性して効果顔料の粗さに基づいてペイントのペイント塗料を調整するためのコンピュータを含む。] [0009] 本発明によるシステムおよび方法は、公知技術水準を凌駕する数多くの利点を提供する。特に、粗さゲージの利用は、ペイントの効果顔料の粗さの安価にも拘わらず正確な評価を可能にする。更に、この粗さゲージの使用は、コリジョンセンター(collision center)の技術者が複雑な訓練なしにマスターすることを簡易化する。しかし、最も重要なことに、前記のシステムおよび方法は、試行錯誤の反復を費やす時間なしに直ちに混合および使用されることができる、信頼できるペイント塗料を技術者に提供することである。] [0010] 本発明の他の利点は、添付図面に関連して考察した場合に、次の詳細な説明に関連して直ちに評価され、同時によりいっそう理解されることになる。添付図面については、次の通りである。] 図面の簡単な説明 [0011] 本発明による方法の第1の実施態様を示すフローチャートである。 ペイント塗料を決定および/または調整するための電算処理されたシステムを概念的に説明する略図である。 効果顔料の粗さの種々のレベルを示す粗さゲージの平面図である。 第1の目視角度で分析される物体上に配置された粗さゲージの断面図である。 第2の目視角度で分析される物体上に配置された粗さゲージの断面図である。 本発明による方法の第2の実施態様を示すフローチャートである。] [0012] 発明の詳細な説明 図に関連して、同様の数字は、幾つかの図を通して対応する部分を示し、本発明は、ペイント塗料を決定および/または調整するための方法100、200および電算処理されたシステム10を提供する。] [0013] 図1および2に関連して、本発明の第1の実施態様は、ペイント塗料を調整するための方法を提供し、物体14の表面12を塗装するペイントを、電算処理されたシステム10を利用することにより適合させる。ペイント塗料は、効果顔料を含む。効果顔料は、通常、ペイント中に使用され、質感、光沢または他の目視的属性を有するペイントを提供する。数多くの金属材料および誘電材料は、効果顔料として使用される。例えば、アルミニウムフレークおよびマイカフレークは、極めて普通に使用される。勿論、当業者は、効果顔料としての使用のために他の材料を実現させる。物体14は、有利には車両、例えば自動車(図2に図示されたような)、オートバイまたはボートである。しかし、当業者は、数多くの他の物体がペイントによって塗装されてもよいことを実現させる。] 図1 図2 [0014] 第1の実施態様の方法100は、分光光度計16を用いて物体14の表面12を塗装するペイントの色を測定する工程102を含む。分光光度計16は、ペイントの色を決定するために当業者によく知られている。詳述すれば、分光光度計16は、ペイントの色を決定するために反射光の波長を検出する。分光光度計16は、ペイントの色に関連する色情報を生じる。この色情報は、L*a*b*データとして表わすことができ、これは、当業者によく知られている。当業者は、色情報を運搬するための他の適当な技術を実現させるであろう。] [0015] また、方法100は、測定された色を基礎とする少なくとも1つのペイント塗料を決定する工程104を含む。換言すれば、分光光度計16がペイントの色を定めると直ちに適合するペイントを製造するための少なくとも1つの処方が確認される。この工程は、有利にコンピュータ18によって実施される。コンピュータ18は、色情報を受信し、それに応じて、色情報を基礎とするペイント塗料のリストを決定する。確かに、ペイント塗料のリストは、単独のペイント塗料だけを含有することができた。それぞれのペイント塗料は、有利に基礎樹脂と少なくとも1つの着色顔料との比を提供する。他の選択可能な方法によれば、分光光度計16は、コンピュータ18の使用なしにペイント塗料を提供することができた。ペイント塗料の決定は、幾つかの技術を用いて達成することができる。1つの技術において、アルゴリズムは、色情報を利用し、染色顔料の量を電算処理する。別の技術において、1つのデーターベースは、ペイント塗料に対するそれぞれの記録相関色情報で複数の記録を記憶する。しかし、使用される技術に拘わらず、前記の塗料により混合されたペイントは、ペイント中の効果顔料のために物体14を塗装するペイントの色に適合させることができない。] [0016] 図3に関連して、本発明は、粗さゲージ20を利用し、物体中に使用される効果顔料の粗さを測定する。粗さゲージ20は、効果顔料の粗さの異なるレベルを示す。例えば、方法100は、効果顔料の粗さの異なるレベルを示す粗さゲージ20を提供する工程106を含む。効果顔料の粗さは、効果顔料の粒子の見掛け寸法に帰因する。例えば、比較的大きな寸法の粒子を有する効果顔料は、比較的小さな寸法の粒子を有する効果顔料よりも粗いと見なされる。] 図3 [0017] 粗さゲージ20は、有利に紙、プラスチックまたは他の軽量な適当な材料から形成される。粗さゲージ20は、簡単に携帯できるような寸法でなければならない。粗さゲージ20は、有利に薄手で矩形のストリップ状の形状を有する。勿論、粗さゲージ20の他の形状は、制限されるものではないが、円形の形状を含めて、当業者によって検討されることができる。] [0018] 好ましくは、粗さゲージ20は、複数の離散区画22に分割されている。よりいっそう好ましくは、粗さゲージは、5つの離散区画に分割されている。なお、使用者は、それぞれの離散区画の間の差異を識別することができるが、5つの離散区画の使用は、十分に粗さの変形を提供し、ペイント中に使用される種々の効果顔料を適切に評価する。粗さゲージのそれぞれの離散区画22は、粗さ値で分類され、および標識化される。好ましくは、粗さ値は、整数1、2、3、4または5の1つであり、この場合1は、最も微細な効果顔料であり、5は、最も粗い効果顔料である。勿論、当業者は、粗さゲージ20のそれぞれの離散区画22を分類および標識化する別の方法を実現する。] [0019] 方法100は、有利に物体の塗装された表面に隣接して粗さゲージを配置する工程108を含む。よりいっそう詳述すれば、粗さゲージは、粗さゲージと塗装された表面が同時に、またはほぼ同時に目視されうるように、塗装された表面と接触して置かれている。] [0020] また、方法100は、粗さゲージとペイントの効果顔料とを比較する工程110を含み、ペイントの効果顔料の粗さを決定する。この工程110は、効果顔料を有するペイントおよび粗さゲージ20の種々の区画を目視し、物体のペイント中の効果顔料の粗さに最も正確に適合する粗さを有する区画22が何れの区画であるのかを評価することによって達成される。好ましくは、ペイントおよび粗さゲージの最も正確な目視を評価するために、この目視は、制限されるものではないが、直接日光または明るい人工光を含めて、適当な光源24の下で行なわれるべきであった。] [0021] ペイント中の効果顔料の見掛け粗さは、目視される角度に依存して異なるように観察することができる。それ故に、ペイント中の効果顔料の粗さの最も正確な測定を得るために、粗さゲージ20およびペイントの目視が1つの角度よりも大きい角度で実施されるべきであることは、好ましい。詳述すれば、粗さゲージ20およびペイントがそれぞれ異なる30°である対の角度で目視されるべきであることは、好ましい。換言すれば、粗さゲージとペイントの効果顔料とを比較する工程は、2つの工程に分けることができる。第1の工程では、図4に図示されているように、表面に関連して第1の角度で粗さゲージ20およびペイントが目視され、効果顔料の第1の角度での粗さが測定される。第2の工程では、図5に図示されているように、表面に関連して第2の角度で粗さゲージ20およびペイントが目視され、効果顔料の第2の角度での粗さが測定され、この場合この第2の角度は、第1の角度とは少なくとも30°異なる。] 図4 図5 [0022] ペイントおよび粗さゲージを目視する第1の角度は、物体の塗装された表面に関連して30°〜90°であるのが最も好ましい。この第1の角度は、当業者によって鏡面による目視(specular view)、対面による目視(face-on view)またはフラッシュによる目視(flash view)として公知である。理想的には、ペイントを照明する光源24は、ペイントと目視する使用者の前方に存在する。更に、ペイントおよび粗さゲージを目視する第2の角度は、塗装された表面に関連して0°〜30°であるのが最も好ましい。第2の角度は、当業者によってピッチによる目視(pitch view)またはフロップによる目視(flop view)として公知である。理想的には、ペイントを照明する光源24は、ペイントと目視する使用者の後方に存在する。] [0023] 図3〜5に関連して、また、粗さゲージ20は、有利に対象のペイントがホール26を通じて目視されうるように少なくとも1つのホール26を定義する。よりいっそう好ましくは、20は、5つのホール26を定義し、この場合5つの離散区画22中には、それぞれ1つのホール26が存在する。ホール26を通じて対象のペイントの効果顔料を目視した場合、ペイントの効果顔料は、粗さゲージのそれぞれの区画の粗さと簡単に比較することができる。] 図3 図4 図5 [0024] また、第1の実施態様の方法は、効果顔料の粗さに基づいてペイント塗料のリストからペイント塗料を選択する工程112を含む。よりいっそう詳述すれば、最もよいペイント塗料、即ち最も正確な適合を提供するペイント塗料は、前記リストから選択される。この工程は、有利にコンピュータ18によって実施される。コンピュータ18は、使用者によって観察される粗さを受信し、したがってペイント塗料を選択する。それぞれの塗料に関連した見掛け粗さの定格は、先の目視による評価または数学的予測によって割り当てることができる。数学的関数は、ペイント処方を基礎とする対面による目視とフロップによる目視の双方で粒径を予測するために使用される。] [0025] 方法100は、効果顔料の粗さに基づいてペイント塗料を調整する工程114を含んでいてよい。ペイント塗料を選択するために使用される、上記の同じ数学的関数は、ペイント塗料の調整に使用されてもよい。アルゴリズムは、前記関数を利用し、前記塗料を小さな反復工程で変性する。調整処理、即ち反復は、一度予想された粒径を終了し、明度は、使用者によって規定されたものに密接に適合される。規則の形での論理的命令は、速度および前記の調整アルゴリズムの精度を補助するために付加的に使用されてよい。] [0026] コンピュータ18は、選択工程112および/または調整工程114において1つの粗さの観察または多重の観察を利用することができる。好ましくは、コンピュータ18は、ニューラルネットワークアルゴリズム、即ちニューラルネットワークを含むアルゴリズムを利用し、ペイント塗料の選択および調整において粒径定格および明度を予測する。ペイントの適合に使用するためのニューラルネットワークは、当業者に公知である。このようなニューラルネットワークの例は、双方ともMcClanahamによる米国特許第6714924号明細書および米国特許第6804390号明細書中に開示されており、この場合これらの刊行物は、参考のために引用されたものである。他の解析関数は、外見上の性質、例えば多項関数を予測するために使用されることができる。調整アルゴリズムは、最急降下法、非線形最適化法、一般的な方法または他の共通の方法によるモデルを基礎とすることができる。] [0027] 他の選択可能な方法によれば、他のタイプのアルゴリズムは、制限されるものではないが、散乱法および吸光度によるモデルを含めてペイント塗料の調整を実施するために使用されてもよい。] [0028] 電算処理されたシステム10は、コンピュータ18と通信するディスプレイ28を含むこともできる。更に、方法100は、ペイントが変性されたペイント塗料に応じて混合されてよいように変性されたペイント塗料と通信する工程を含むこともできる。使用者に対する変性されたペイント塗料の通信は、ディスプレイ28を介して行なうことができる。他の選択可能な方法によれば、プリンタ(図示されていない)は、変性されたペイント塗料を印刷することができるか、または変性されたペイント塗料は、ペイント混合装置(図示されていない)に直接伝送されることができた。] [0029] ディスプレイ28は、有利にペイント塗料の色、質感および/または光沢がカラーディスプレイ28上に表示されてもよいようにカラーディスプレイ28である。これは、表示された色と塗装された物体との比較を可能にする。それ故に、ペイント塗料は、ペイントが混合される前に確認されうる。カラーディスプレイ28は、可搬性のために、即ち塗装された物体に隣接して置くことができるハンドヘルドデバイス(図示されていない)と一体化することができる。] [0030] 更に、図6に関連して、本発明の第2の実施態様は、ペイント塗料を決定するための方法200を提供し、電算処理されたシステムを用いて車両14の表面を塗装するペイントに適合させる。このペイントは、効果顔料を含む。] 図6 [0031] 方法200は、車両の情報を得る工程202を含む。この車両の情報は、一般に、または特に車両14を識別するために使用され、こうして、ペイントは、車両14を塗装する。例えば、車両の情報は、車両識別番号(VIN)であることができる。他の選択可能な方法によれば、車両の情報は、車両14の年式、製造元、形式および一般的な色であることができる。当業者であれば、車両14を塗装するペイントを識別するために使用されることができる、車両の情報の他のタイプを実現する。] [0032] この車両の情報は、コンピュータ18に通信される。] [0033] 更に、方法200は、データーベース30を検索する工程204を含み、車両の情報を基礎とするペイント塗料のリストが得られる。データーベース30は、コンピュータ28と通信される。好ましくは、データーベース30は、コンピュータ18から遠隔操作されるサーバ32上に配置されている。例えば、データーベース30とコンピュータ18との通信は、ネットワーク34、例えば制限されるものではないが、インターネットによって達成される。他の選択可能な方法によれば、データーベース30は、コンピュータ18上に配置されていてよい。好ましくは、ペイント塗料のリストは、コンピュータ18のメモリ上に記憶されている。] [0034] また、第2の実施態様の方法200は、効果顔料の粗さの異なるレベルを示す粗さゲージ20を装備する工程206を含む。この工程206は、第1の実施態様と同様であり、粗さゲージ20は、第1の実施態様と同じ選択を示す。また、第1の実施態様と同様に、方法200は、有利に車両の塗装された表面に隣接して粗さゲージを配置する工程208を含む。] [0035] 更に、方法200は、粗さゲージとペイントの効果顔料とを比較する工程210を含み、ペイントの効果顔料の粗さを決定する。更に、第1の実施態様を用いた場合と同様に、粗さゲージとペイントの効果顔料とを比較する工程210は、効果顔料の第1の角度での粗さを決定するために表面に関連して第1の角度で粗さゲージおよびペイントを目視し、および効果顔料の第2の角度での粗さを決定するために表面に関連して第2の角度で粗さゲージおよびペイントを目視するように定義されてよい。第2の角度は、有利に第1の角度と少なくとも30°異なる。] [0036] また、第2の実施態様の方法200は、効果顔料の粗さを基礎とするリストから少なくとも1つのペイント塗料を廃棄する工程212を含む。詳述すれば、廃棄されたペイント塗料は、効果顔料の観察された粗さと相互に関連していないものである。好ましくは、少なくとも1つのペイント塗料の廃棄は、第1の角度での粗さおよび第2の角度での粗さの双方を基礎とする。ペイント塗料と関連した粗さの定格は、前記塗料を収容するデーターベース中に記憶させることができる。前記定格は、熟練した色彩研究家による目視的試験によるか、または前記塗料の組成を基礎とする粗さを予想するためのアルゴリズムを使用する計算によって割り当てることができる。また、ニューラルネットワークアルゴリズムが前記リストからの廃棄のために如何なるペイント塗料を決定するために適用されるのかは、好ましいことである。ペイント塗料は、ペイント塗料のリストが記憶されているメモリからペイント塗料を取り除くことによって前記リストから廃棄することができる。如何なる塗料を廃棄するのかについての決定は、論理的許容度および確立された許容度を基礎とする。] [0037] 本発明は、本明細書中に例示的に記載され、使用された専門用語は本発明を限定するのではなく、本質的には、明細書の文言であることを意図するものであることを理解すべきである。上記の教示に照らしてみて、本発明の多数の変法および変更が可能であることは、明らかである。本発明は、係属した特許請求の範囲の範囲内に詳細に記載されたのとは別に実施されうる。]
权利要求:
請求項1 電算処理されたシステムを利用する効果顔料を含んだ、物体の表面を塗装するペイントに適合させるためにペイント塗料を決定する方法において、この方法は、分光光度計を用いてペイントの色を測定し;測定された色を基礎とするペイント塗料のリストを決定し;効果顔料の粗さの異なるレベルを示す粗さゲージを装備し;物体の塗装された表面に隣接して粗さゲージを配置し;粗さゲージとペイントの効果顔料とを比較してペイントの効果顔料の粗さを決定し;効果顔料の粗さを基礎とするペイント塗料のリストからペイント塗料を選択し;ペイントがペイント塗料に応じて混合されうるようにペイント塗料と通信する(communicate)ことを有することを特徴とする、物体の表面を塗装するペイントに適合させるためにペイント塗料を決定する方法。 請求項2 効果顔料の粗さを基礎とする選択されたペイント塗料を調整し、変性されたペイント塗料を生じさせる工程をさらに有する、請求項1記載の方法。 請求項3 さらに、ペイント塗料と通信する工程は、ペイントが変性されたペイント塗料に応じて混合されてよいように変性されたペイント塗料と通信するように定義される、請求項2記載の方法。 請求項4 粗さゲージとペイントの効果顔料とを比較する工程は、効果顔料の第1の角度での粗さを決定するために表面に関連して第1の角度で粗さゲージおよびペイントを目視し、および効果顔料の第2の角度での粗さを決定するために表面に関連して第2の角度で粗さゲージおよびペイントを目視する工程としてさらに定義され、この場合第2の角度は、第1の角度と少なくとも30°異なる、請求項2記載の方法。 請求項5 効果顔料の粗さを基礎とするペイント塗料を調整する工程は、第1の角度での粗さおよび第2の角度での粗さを基礎とする、調整されたペイント塗料を製造するために、ペイント塗料を調整する工程としてさらに定義される、請求項4記載の方法。 請求項6 第1の角度は、表面に関連して30°〜90°である、請求項4記載の方法。 請求項7 第2の角度は、表面に関連して0°〜45°である、請求項4記載の方法。 請求項8 粗さゲージは、複数の離散区画に分割されている、請求項1記載の方法。 請求項9 粗さゲージの複数の区画は、5つの区画としてさらに定義されている、請求項8記載の方法。 請求項10 ペイント塗料を調整する工程は、ニューラルネットワークを含む少なくとも1つのアルゴリズムを適用し、調整されたペイント塗料を製造する工程を含む、請求項2記載の方法。 請求項11 電算処理されたシステムは、カラーディスプレイを含み、さらにペイント塗料に対応する色および外観を表示する工程を有する、請求項1記載の方法。 請求項12 電算処理されたシステムを利用する効果顔料を含んだ、車両の表面を塗装するペイントに適合させるためにペイント塗料を決定する方法において、この方法は、車両の情報を取得し;データーベースを検索して車両の情報を基礎とするペイント塗料のリストを取得し;効果顔料の粗さの異なるレベルを示す複数の区画に分割された粗さゲージを装備し;車両の塗装された表面に隣接して粗さゲージを配置し;粗さゲージとペイントの効果顔料とを比較してペイントの効果顔料の粗さを決定し;効果顔料の粗さを基礎とするリストから少なくとも1つのペイント塗料を廃棄し;ペイントが変性されたペイント塗料に応じて混合されうるように変性されたペイント塗料と通信する(communicate)ことを特徴とする、車両の表面を塗装するペイントに適合させるためにペイント塗料を決定する方法。 請求項13 粗さゲージとペイントの効果顔料とを比較する工程は、効果顔料の第1の角度での粗さを決定するために表面に関連して第1の角度で粗さゲージおよびペイントを目視し、および効果顔料の第2の角度での粗さを決定するために表面に関連して第2の角度で粗さゲージおよびペイントを目視する工程としてさらに定義され、この場合第2の角度は、第1の角度と少なくとも30°異なる、請求項12記載の方法。 請求項14 少なくとも1つのペイント塗料を廃棄する工程は、第1の角度での粗さおよび第2の角度での粗さを基礎とする少なくとも1つのペイント塗料を廃棄する工程としてさらに定義される、請求項13記載の方法。 請求項15 第1の角度は、表面に関連して30°〜90°である、請求項12記載の方法。 請求項16 第2の角度は、表面に関連して0°〜45°である、請求項12記載の方法。 請求項17 粗さゲージは、複数の区画に分割されている、請求項12記載の方法。 請求項18 粗さゲージの複数の区画は、5つの区画としてさらに定義されている、請求項17記載の方法。 請求項19 少なくとも1つのペイント塗料を廃棄する工程は、ニューラルネットワークを含む少なくとも1つのアルゴリズムを適用し、リストから廃棄するために少なくとも1つのペイント塗料を決定する工程を含む、請求項12記載の方法。 請求項20 ニューラルネットワークを含む少なくとも1つのアルゴリズムを適用し、ペイント塗料のリストから少なくとも1つのペイント塗料の色および外観を予測する工程をさらに有する、請求項12記載の方法。 請求項21 電算処理されたシステムは、カラーディスプレイを含み、さらに少なくとも1つのペイント塗料に対応する色および外観を表示する工程を有する、請求項12記載の方法。 請求項22 物体の表面を塗装する、効果顔料を有するペイントのペイント塗料を決定するための電算処理されたシステムにおいて、このシステムが物体を塗装するペイントの色を測定し、色情報を形成させるための分光光度計と;効果顔料の粗さの異なるレベルを示す粗さゲージと、但し、この場合この粗さゲージは、物体の表面に隣接して移動可能であり;色情報および粗さを受信し、色情報を基礎とするペイント塗料のリストを決定し、効果顔料の粗さを基礎とするペイント塗料のリストからペイント塗料を選択し、およびペイント塗料に応じてペイントを混合しうるようにペイント塗料を通信するためのコンピュータとを有することを特徴とする、物体の表面を塗装する、効果顔料を有するペイントのペイント塗料を決定するための電算処理されたシステム。 請求項23 粗さゲージが対象のペイントをホールを通じて目視できるように少なくとも1つのホールを定義する、請求項22記載のシステム。 請求項24 調整されたペイント塗料に対応する色を表示するためのカラーディスプレイが効果顔料の影響を含む、請求項22記載の方法。 請求項25 また、コンピュータが、ニューラルネットワークを含む少なくとも1つのアルゴリズムを利用することにより、効果顔料の粗さを基礎とする選択されたペイント塗料を調整する、請求項22記載のシステム。
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同族专利:
公开号 | 公开日 AU2008336053A1|2009-06-18| WO2009075728A1|2009-06-18| CN101896800A|2010-11-24| US20090157212A1|2009-06-18| KR20100102147A|2010-09-20| EP2223062A1|2010-09-01|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
2011-11-26| A521| Written amendment|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111125 | 2011-11-26| A621| Written request for application examination|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20111125 | 2012-08-03| A761| Written withdrawal of application|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20120802 |
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